トルネコ2を今やるには(PS版とGBA版の違い)
「トルネコの大冒険2 不思議のダンジョン」略してトルネコ2は、いわゆるレトロゲームです。 Switch2やプレステ5には移植されていないため、現行機でプレイすることができません。 今からプレイするには何が必要か、できるだけ安くて簡単に揃える方法を解説していきます。
まずは、購入する前に以下の2点を知っておきましょう。
① トルネコ2は1999年に初代プレイステーション用ソフトとして発売され、その2年後にゲームボーイアドバンスへ移植されました。 つまり、トルネコ2はプレステ版とアドバンス版の2種類があり、どちらを遊ぶか先に決める必要があります。
② 現行機種で過去の作品をプレイできるサービス(アーカイブ版やダウンロード版)も増えていますが、トルネコシリーズは配信されていません。 そこで、ソフトとゲーム機本体の両方を揃えることになります。(2026年現在)
最も安く揃える方法はプレステ版のソフトとプレステ本体、コントローラー、メモリーカード、ケーブル類の組み合わせで、合計すると4,000円ほど。 ただし、これはハードオフなどで壊れていない本体が運よく手に入ったときの話しです。順を追って詳しくみていきましょう。
上図:初代プレイステーション、PS用メモリーカード、コントローラー、ケーブル類、PS版トルネコ2
PS版とGBA版(アドバンス版)の違い
まずは、プレステ(PS)版とゲームボーイアドバンス(GBA)版にどのような違いがあるのか見ていきましょう。 私が両方をプレイしてみて感じたことを具体的にお話ししていきます。
① 画質はPS版の方が明らかに上。ゲームボーイアドバンスのグラフィック性能は前世代のスーパーファミコンと同程度です。 携帯機なので、この点は仕方ありませんが、私はマップの表示方法が気になりました。
PS版はプレイ画面の上に半透明のマップを重ねることができるので、モンスターから逃げながらでも自分の位置が把握できます。 GBA版はマップを重ねることができないので、マップ用の画面に切り替えないと現在地が確認できません。
② 操作性もPS版の方が快適です。 プレステのコントローラーは右手にボタンが4つ、LボタンとRボタンがそれぞれ2つずつありますが、ゲームボーイアドバンスはABボタンとLRボタンが1つずつ。 PSの半分しかありません。 そのためPS版ならボタン1つでできる操作がGBAではできないのです。
③ 不具合の修正に関してはGBA版が勝っています。 先にPS版が発売されましたが、いつくかバグがあり、裏ワザとして使えるものもありますが、笑えないバグもあります。 例を挙げると「何をクリアした」とか「何を手に入れた」とか記録してくれる機能があるのですが、不具合があるためコンプリートできないのです。
また、GBA版はモンスターの強さや経験値、強すぎるアイテムの見直しなどゲームバランスが調整されています。 結果としてGBA版の方が少しだけ難しくなりました。 他にも細かな違いはありますが、ストーリーは同じなので楽しさはどちらも変わりません。
強いて言えばどっち?
もし友人に「強いて言えばどっちがいい?」と聞かれたら、私ならPS版と答えます。 理由は安く済むことと、操作性がいいのでストレスが少ないから。 GBA版はソフトも本体も高騰気味でコスパが悪いと付け加えるかもしれません。
ただ、すでにGBA版やゲームボーイアドバンス本体か、後述するゲームキューブ+ゲームボーイプレイヤーを持っているなら、それを使ってあげてください。 買い替えるほどの違いはありません。 どちらを選んでも全てをクリアしたときの満足感は同じです。
ソフトを購入する
PS版にするかGBA版にするか決まったら、次はソフトを手に入れましょう。 この点は特に問題はないと思います。 最寄りのブックオフやゲオなどの中古ショップを回ってみてください。 プレステ版なら1,500円程度で買えるはずです。 送料はかからないし、最速で手に入ります。
GBA版はプレミア価格になっていて、在庫のない店舗も多いでしょう。 箱や説明書のないソフト単体だけならワゴンセールで見つかるかもしれませんが、全て揃ったものなら6,000円以上するはずです。 ただ、ヤフオクやメルカリには10,000円以上の値を付けてくる出品者もいるので、そういう品に手を出してはいけません。 冷静に他の出品者から購入しましょう。 一週間も待てば、他の出品者から妥当な値段で買える可能性もあるのです。
実店舗とヤフオク、メルカリの違いは動作不良があった場合にフォローがあるかどうか。 ヤフオクで落札する場合、できるだけ「動作確認済み」や「正常に動作します」と書かれているものが安心です。
ちなみにGBA版はカセットタイプのソフトですが、電池切れを心配する必要はありません。 ファミコンやスーパーファミコン、ゲームボーイのカセットではセーブデータの保存にボタン型電池を内蔵しているため、電池切れになるとセーブができなくなってしまいます。 一方で、GBA版のトルネコ2はゲーム機本体にデータを保存するので、カセット内に電池は入っていません。 購入時に電池切れの心配は不要です。
ハードの選び方
プレステ版のハード選び
PS版のトルネコ2は初代プレイステーション(PS1)の他にも、プレステ2(PS2)やプレステ3(PS3)でもプレイ可能です。 PS2やPS3は下位互換性があるため、PS用のソフトも遊べるように作られています。 付属品を含めてPSなら4,000円程度、PS2なら10,000円程度、PS3だと17,000円程度が相場です。
それと、セーブするためにPS用のメモリーカードも必要です。(ポケットステーションでも代用可) ここで注意したい点があります。 PS2でプレイする場合でも、PS用のメモリーカードでないとセーブできません。 トルネコ2はPS用のソフトなので、PS2用のメモリーカードを認識できないのです。 もちろん、PS2本体は初代PS用のメモリーカードもちゃんと認識してくれます。
PS3は仮想メモリーカードを作る
PS3には、PS用やPS2用のメモリーカードが刺さるスロットはありません。 セーブデータは本体内蔵のハードディスクに「仮想メモリーカード」を作って保存します。 起動後のメニュー画面で「ゲーム」メーニューから「メモリーカード管理」⇒「新しい仮想メモリーカードの作成」で仮想メモリーカードが作れます。
PS用やPS2用など複数の仮想メモリーカードを作ることができますが、多くのタイトルでは自動的に「差込口1」のセーブデータを読みに行きます。 そのため、複数の仮想メモリーカードを作ったときは、保存したいカードを選んでから△ボタンで「差込口1」に設定してあげてください。
プレステ版のプレイ方法をまとめると以下の中から選ぶことになります。
- 初代PS本体+コントローラー+PS用メモカ、AVケーブル、電源ケーブル
- PS2本体+コントローラー+PS用メモカ、AVケーブル、電源ケーブル
- PS3本体+コントローラー、HDMIケーブル、USBケーブル、電源ケーブル
なお、PS4やPS5ではPS用タイトルはプレイできません。
PS3だけはHDMI接続ができるため、画質にこだわるならPS3が最善の選択になります。 この先、PS2版のトルネコ3をプレイするなら初期型のPS3がオススメ。 初期型のPS3(型番CECHA00とCECHB00)はPS用やPS2用のタイトルもプレイすることができますが、中期型や後期型はPS2用のタイトルを再生する機能が省かれています。
アドバンス版のハード選び
アドバンス版のトルネコ2はゲームボーイアドバンス(GBA)やゲームボーイアドバンスSP(GBA-SP)、ゲームボーイミクロ(GB Micro)でプレイすることができます。 中古のGBAは10,000円程度で、GBA-SPは15,000円程度が相場です。
また、ゲームキューブにはゲームボーイプレイヤーというゲームボーイやアドバンスのソフトが遊べる周辺機器があり、これならテレビの大きな画面でプレイできます。 ゲームボーイプレイヤーがセットになっているゲームキューブは中古で15,000~20,000円ほどが相場です。
左図:ゲームキューブ本体、ゲームボーイプレイヤー、コントローラー、ケーブル、ACアダプター
右図:スタートアップディスク、メモリーカード、GBA版トルネコ2
他にもレトロフリークのような互換機でもプレイ可能です。 レトロフリークならHDMI接続ができるので、画質にこだわるなら最善の選択になります。 HDMI画質+大画面はレトロフリークを選ぶ大きなメリットです。
迷ったらコレを買え
プレステ版+PS3
トルネコ2をこれから遊ぶなら、私は初期型PS3が一番だと考えています。 理由は「HDMI接続ができる」「PS・PS2・PS3のソフトが全て遊べる」「ソフトも安く簡単に手に入る」こと。 先述した通り「冒険の記録」がコンプリートできないという不具合さえガマンできれば、多くの面でプレステ版の方が快適です。 詳しく見ていきましょう。
- HDMI接続ができる
- トルネコ3もプレイできる
- ぺこーらもPS3
HDMIで繋げられるのはPS3でプレイする最大のメリットです。 初代PSやPS2で使っていた赤白黄のコンポジットケーブルよりも鮮明な映像でプレイできます。 最近ではコンポジット端子がないテレビも増えているので、HDMI接続しか残されていないケースもあるでしょう。
また、トルネコ2が面白かったら次はどうしましょう? トルネコ3もやりたくなると思いませんか? トルネコ3はPS2のソフトなのでPS2の本体も揃えることになりますが、最初から初期型PS3を買っておけば一台で済みます。
初期型PS3を購入するには少しハードルが高いものの、筐体の美しさや重厚感は歴代のプレイステーションでも随一で、所有欲を満たしてくれる名車のようです。 初代PSからPS2、PS3の全タイトルを一台でカバーしてくれる唯一のハードでレトロゲームをプレイするなら後悔することはありません。
私の初期型PS3は「ゲームリサイクルDAICHU」で買いました。楽天に出店していて初期型PS3の販売にも実績があります。 もし不具合があれば交換に応じてくれるのはもちろんですが、コントローラーやケーブル類など必要なものが全てそろった「すぐ遊べるセット」が便利。 ヤフオクやメルカリだとここまでは期待できません。
私だって購入前はいろんなお店を探し回りました。 地元のブックオフでは見つからず、Amazonの「整備済み品」にもありません。 楽天でもっと安いショップがないか探してみましたが、やたら高額だったりジャンク品だったり。 中には商品名に「非常に良い」と書いている胡散臭いショップもあって「ダマされないぞ」と身構えることもありました。
さんざん比較した結果、DAICHUにしたのですが、大きなキズやテカリもなくタバコ臭さもありませんでした。 「すぐ遊べるセット」を買ったので付属品が揃っていることは当然ですが、ちゃんと初代PSからPS2、PS3のソフトが全て再生できたのでホッとしたことを覚えています。
(少し見ずらいが手前の黒いゲーム機が初期型PS3・CECHA00)
念のために確認して欲しい点があります。 PS3を買うときは型番をチェックしてください。CECHA00とCECHB00だけが、初代PSからPS3までのソフトをプレイできます。 他の型番だと1万円ほど安いかわりにPS2のタイトルはプレイできません。
CECHA00とCECHB00の違いについても触れておくと、CECHA00に搭載しているハードディスクは60GB。 CECHB00はこれを20GBに抑え、Wi-Fiとカードスロットが省略されています。 カードスロットはメモリースティック、CFカード、SDカードが刺さるのですが、私は使わないので不要でした。
CECHB00の方が3,000円ほど安いので好みで選んでもらって問題ありませんが、PS3のタイトルにはハードディスクへインストールすることでロード時間が短縮できるものもあるので、20GBだとすぐに足りなくなる可能性もあります。 どちらか迷うなら、60GBのCECHA00を選べば間違いありません。上の写真に写っている私のPS3と同じものです。
2025年の夏にホロライブの兎田ぺこらさんもPS3を使ってトルネコ2をライブ配信していました。 この攻略サイトのアクセス数が爆上がりしたのでよく覚えています。 おそらく視聴者の皆さんがプレイ動画を見ながら攻略情報を見てくれたのでしょう。 初期型かどうかは分かりませんが、PS3でプレイしていました。
最近のキャプチャーボードは赤白黄のコンポジットケーブルに対応していないため、HDMIしかゲーム機と繋げられません。 変換アダプターもありますが、初めからHDMIで出力された映像には及びません。 プレイ動画を配信するならHDMIで繋げられるPS3の一択です。
関連ページ
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